2025/7/28
長い長い雑談をぐぐり抜けて新幹線に乗りこみ、向かうは越後湯沢駅。苗場がわたしを、持っている!
友人宅で朝。緊張していたのか、アラームのまえにすぐ起きた。
入れ違いでフジロックから帰ってきた友人の知り合いが、シャワーを浴びているあいだに準備をした。前髪を巻くためだけにヘアアイロンを借りた。シャワーを浴び終わった友人の知り合いが私たちを見て「仕上がってるね、かわいい」と言った。
①she her her hers
まさかの道中でフルーツジッパーを聴きながら、無事に苗場へ着いた!she her her hersは想像よりもよかった。が、持ってきた椅子が組み立てられないことが情けなくて(私は去年も椅子で失敗してる)、暑くて、悲しくて、でも音楽はよくて、ビールは美味しくて、友人が気を遣ってくれているのもわかって申し訳なくなって、思い返すのは情けない気持ちばかりで、音楽の音は聞こえてこない。
とりあえず、ワインを買おう。友人が機嫌を取ってくれて、2人でワインを買い、気持ちを落ち着かせた。
②MONO NO AWARE
太鼓の音のあとMONO NO AWAREがでてきた。先週、MIZの2人をみたばかりだった。あの時は小田原の一角であんなに近かったのになとぼんやり思った。なんとなく気持ちが落ち込んでいたので、このときの私はMIZが聴きたかった。けれど、晴天と清々しいMONO NO AWAREは心地よく、幾分かわたしの気持ちも軽くなった。
③creepy nuts
ごはんを買ってもそもそと食べたあと、creepy nutsがいよいよ登場した。大学生のころ、お互いラジオを聴いていたので、2人が真剣に歌ったりDJすればするほど、音楽が良ければ良いほど、おかしかった。はらぺこあおむしから着想をえた曲って、まじで何なのか?
④english teacher
creepyのあとに向かったレッドマーキーはすでに満杯だったけれど、こういうとき、前のほうは空いてると知っていたので、数名とこそこそ前のほうを目指して(探検隊のように)、ようやく見れる場所へ移動できた!(新幹線でenglish teacherを聞いていたら降り過ごしたため、雪辱も晴らしたくってちゃんと目でも耳でも聴きたかった。)
1曲、かなり良く、きてよかったなあと、多分この日はじめて思った。
⑤kanekoayano
たまたま最前にありつけて嬉しかった。待機時間は1時間もあったけれど、リハーサルの見応えがあってあっという間だった。待っている合間で飴とカムカムレモンを食べた。カネコアヤノではなく、バンドとしてのkanekoayanoだった。アヤノちゃんがリハーサルでみんなに大丈夫かと聞いていた。
ばちばちの轟音のなか、カネコアヤノの一挙手一投足、口角のあがりさがりに胸を奪われ、休む間も無くいつのまにか演奏が終わった。
最初から最後まで、文句なし
このまま何も聞かずに帰りたいくらいだった。
⑥RADWIMPS
カネコアヤノの圧倒的余韻をひきずりながら聴いたため音楽に関してはあまり覚えてない。スマホでライトつけて、バンドに向けてふるやつやった。(高校生の私が好きそう)邦ロックのライブだった。
⑦羊文学
カネコアヤノの圧倒的余韻引きずりながら聴いた2。ベース音が強い曲よりも、ゆるやかでかわいらしい羊文学の曲が好きだとわかった。好き!と思う曲と、いまいちだなーと思う曲がそれぞれあった。けれど通して思い返すと、けっこうよかった。帰ったあと車で、塩塚モエカの肩に蝉が乗っかっていたことを知った。やっぱり!見間違えではなかった。
⑧HAIM
期待しすぎたので、そうでもなかった。音響の不備があったのか調整がままならなかったのか音の厚みがなくすかすかしていた。正直、Apple Musicで聴いていた音源のほうが良い。おちゃめな三姉妹のやりとりはかわいらしくてライブでしか見れなかったと思うし、三姉妹の演奏する姿(並んで弾いてみたりお互い煽ってみたり)や、赤い文字のみのシンプルな演出は洗練されていたし、見れて良かった、けれど。
見終わった後、さらば帝国へ向かう道中、おじさんが「もっと練習しろってまずは言いたいね。音楽よりも他に好きなものがある感じ。うーん、良かったけど俺はもっとやれるって言いたい」と語っていた。おじさんを追い抜いて、少し歩くと女の子2人組が「三姉妹でやってるんだよ、天才なんだよ!」と熱弁していた。
悔しいことに、私はおじさんと同意見だった。
⑨さらば帝国
(カネコアヤノは殿堂入りだとして、)ベストアクトはさらば帝国!
HAIMのあとごぼう抜きして走ったことは、まちがいなかった。
魂で歌っていた。こちらの魂が震えた。みているひとの魂が震えてるのがわかった。ぽつぽつ足をとめては釘づけになりそのまま近づいて聴いてる人が何人かいた。なにかを燃やすように歌う。泣きそうになった。
⑩テレビ大陸音頭
深夜のテレ大をあれだけたのしみにしていたのに、友人とテレ大をみるてれくささもあり、さらば帝国の余韻に浸っていたこともあり、あまり集中してみれなかった。相変わらず若さが眩しかった。
インストバンドをみたけれどあまりにも眠くて眠くて、(チェーおでんを食べたあとだったから?)珈琲を飲んだあとも眠くて眠かった。日中はあまり動いてなかったからか友人は元気でまだ居る気だった。去年もそうだった。草むらで重低音を子守唄に寝ていたら3時ごろに友人が帰ろうと言って、やっと車に戻った。
そのあとは14時くらいまで寝て、ひとりでぽんしゅ館にいって帰路についた。とても疲れた。
今年のフジロックは、これにて完!