こねてもこねてもパンの形にならなくて、なんかもうジャムもチーズも入れちゃって味はよくわかんないし、次の焼き上がりの工程にいきたいのにさっぱり進まなくて、そもそもレシピ間違ってたかな〜みたいな。
(これは卒論の話)
ぎゅーっとあらゆるものが、わたしに強くブレーキをにぎるようにさせて、落ちないように転ばないように、ゆっくり少しずつ坂道をくだっている。途中で止まって、やっぱりこの坂道じゃないんだなって思うなら、自転車を降りる、それはそれでよくて。たまに何かに背中を押されて、音楽にのせられて坂道をくだる速度がはやくなってもいい。でもわたしは、一本の道を進める自信はあるよ。
(これは恋愛の話)
おまんじゅうや肉まんにたとえられたことはあっても、マシュマロにたとえられたことは一度もない。その差異に詰まってるのが全てだ。
(これはわたしの話)
1×10はできるのに、10×1はできないなあ。
(これは人間関係の話)
近くでみたらすごく気持ちの悪い色をしてる恒星でも、この距離ならきれいにみえる。
(これは人の顔の話)
優しいこになりますように、ハンバードハンバードを聴かせて眠る。
(これはさといもを煮てるときの話)